で、ロードショーでは、どうでしょう? 第117回。 「なんか最近面白い映画観た?」 「ああ、観た観た。ここんトコで、面白かったのは・・・」 『ニンジャ・アサシン』 まさかのニンジャ映画の新機軸。 それは何かというと、ニンジャをプレデターとか、闇から現れる化け物風に描いてること。 忍者を影に生きる不気味なモンスターにしちゃった。 実を言うと、この感じに近いのは、今までもなくはなかったんですけども。 武版の『座頭市』の忍者とかね。 でも、まだ人間だった。 (亀のニンジャはいたね) それを徹底的にやりまくって、もう人間性さえ排除しちゃったのが新機軸なのよ。 他にもニンジャのモンスター化は、スプラッタ描写で強化されている。 手裏剣はガンガン突き刺さり、刀は手足のみならず頭部をズコンズコンと切断する。 黒と赤の乱舞。 闇の映像なので、いい具合に粗がない。 だから、ニンジャが茶化されていないで、ちゃん
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