で、ロードショーでは、どうでしょう? 第173回。 「なんか最近面白い映画観た?」 「ああ、観た観た。ここんトコで、面白かったのは・・・」 『ミックマック』 ジャン・ピエール・ジュネの新作。 さまざまな映画スタイルを取り込んだ、現代へ物語で挑み戦ってる映画。 『ミックマック』という意味は悪戯と説明されているけど、もっと辛辣な意味を含んでると思う、いわば仕返しとか、懲らしめとかという感じ。 現代への戦いと書くと、どこがと思われそうなのが難しい。 日本では特に勘違いされそうなのは、、日本では“銃が人を殺すのではなく、人が銃で殺す”という道具には罪がないという考え方が邪魔するかも。 間接的な兵器会社が復讐の対象に選ばれるのは、少々八つ当たり気味に見えるかもしれないから。 ただ、もう一歩進んで、因果応報の視線で観ると、見えてくるものがあると思う。 “風が吹けば、桶屋が儲かる”なんだな。 ようは回り
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