苦労は勝ったからこそ 解説: “苦労は買ってでもしろ”シリーズ。 こちらは、苦労は結局、身になるというより、実にならないと意味をなさない気がするとうう結果主義を。 欠けているのは、自分の成長ということではないでしょうか。 ただ、まぁ、苦労という字は、「くるしいのをねぎらう」とも読めますので、苦労そのものが報われる前提という気にもなります。 まぁ、苦労して報われることは、そうはないです。 と、気づけたことが苦労が報われたともいえますけど。
![メメ名言。シリーズ その93 - 菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/df3a50c14b465108d37d0f484920317dd74971fb/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fu.xgoo.jp%2Fimg%2Fsns%2Fblog.png)
覆面、凡人を変わらす 解説: “覆水、盆に帰らず”シリーズ。 こちらは、覆面というか、匿名というか、顔が見えず、自分がはっきりしない状態では、対外的なものを考慮させずに、なにか心をストレートに出てしまうということ。 実際に会うとフラットな人ほど、そういう場面で、尖ってしまうようです。 公と私の乖離は、現代人の苦しみなのでしょう。 まぁ、その開放の場があるだけでもマシかもね。 昔は、仮面舞踏会とかで解消してたんでしょうか? ハロウィーンとか? 日本だとお祭りや酒の力か?
月が嫌いですね 解説: 元は、“月が綺麗ですね”。 夏目漱石による“I LOVE YOU”の日本語訳ってやつです。 昔の日本人はどれほど照れ屋だったのか。 “愛している”ということを、月を見る目で表現するなんて、どれほど、細やかなんだろう。 それとも、たんなる口下手? で、こちらは、いまやは月を見て、キレイだと言うのは当たり前の礼儀みたいになってしまっている。 たぶん「月が綺麗ですね」と言っても、“愛してる”と伝わらないだろう。 よほどの漱石好きとかでもない限り。 だからこそ、相手の気持ちのそういう尖った部分を受け入れたり理解する強さこそ、現代では“愛してる”というに値するのではないかと思って。 そう、こちらも“愛してる”という意味なのです。 でも、愛してる人となら、そんな嫌いな月でさえ、素敵に見えてしまうかもしれない。 愛しい人がいるとその人がいる世界まで愛しくなりがち。 まぁ、それを夏
東京には空きが無い 解説: 元は“東京には空が無い”。 高村光太郎の『知恵子抄』からです。 知恵子が言うわけですよ。 「東京には空が無い」と。 そんで、慌てて、見上げると、そこには切り取られた空だったものがあるというわけ。 山の上にアレほどのびのびしていた空はいったいどこに行ったんでしょう。 で、彼女は、「ほんとの空が見たい」というのです。 それは、機械的人間無視の成長を遂げる街への嘆きか、病気で留まる窓からしか空を見れぬことをひがんでいるのでしょうか、それとも、故郷への止められぬ思いなのかも。 で、こちらは、東京は密集していて、一極集中化で、寿司詰めで、息苦しさを嘆いてみました。 特に、朝の電車とか、駐車場とかね。 おいらは車持ってないんですけども。 それに、東京出身の身としては、このぎゅうぎゅう感にも郷愁があるんです。 自然な暮らしを求めるのと同じように都会の暮らしを求める心もあると思
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く