映像と映画の違いは、絵と絵画のイメージの違いと近いのではないか。 絵はただ描かれたものであり、絵画は絵にある種の制作するための意図が強く入ったもの。 そう、画という字には、企画、区画、画一、計画、画策といった計算された要素が入る。 絵画は、絵に画策、計画が強く投入されたモノというかな。 そこから、類推するに、映画とは、映像を計画的に制作した、そこにある特徴的な形式があるもの。 それが、映像と映画を分けており、映画と呼ばれるものの正体なのだと思う。 もちろん、映画以外も計画はされているだろうから、その計画性のタイプによるのだろうが。 すなわち、計画されたすべてが映画ではなく、映画の形式で計画されたモノが映画ということだ。 絵にもそういうものはあるだろうし、漫画はまさにその形式は国で言い方が変わるほどだ。 漫画、アメコミ、バンドデシネ・・・大きく括れば、すべてマンガだが、それぞれに特徴がある。
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