映画を勧めるときに、気をつけていること。 ① “題材” を伝えること。 ② “さわり” を伝えること。 ③ “アプローチ” をさりげなく伝えること。 ①の “題材” は、何を材料にしているか、ということ。 『ウォーターボーイズ』なら、男子高校生がシンクロナイズドスイミングをする。 ②の “さわり” とは、物語の導入。 興味を抱かせるあらすじの一部。 『ウォーターボーイズ』なら、水泳部がある問題のせいで、文化祭でお金をもうけなきゃいけなくなるんだけど、水泳って見せるものがないじゃない。 それでシンクロナイズドスイミングをしようということになるんだけど、先生とかいない中でしかも男子高校生がどうやる? ③の“アプローチ”はその題材にどう挑んでいるか。 『ウォーターボーイズ』なら、徹底的にコメディチックにしてるので、リアルさよりも笑いがメインになってるんだけど、そこはスポーツモノでもあるし、実話の