最近グッと来た言葉、いくつか。 ウェイン・ワン(『スモーク』ほか)のインタビューより。 (※キネマ旬報の香川照之『日本魅録』より抜粋) _____________________________ ・演出法について。 「自分は俳優の心の作用については決して口出ししません」 「「すごくエモーショナルに」とか「ここの感情はこういう感じに」とかは、俳優に言っても仕方のない指示です。 彼らには心の中身を指導するのではなく、ただそのシチュエーションを与えるように心がけています。言ってみれば、俳優に感情云々のことを言うべきではない。 彼らの中から自然に引き出されたアイディアなり感情なりを、自由に選ばせる“状況”を創ることこそが私の仕事です」 ウィリアム・ハートの言葉。 (※同上のキネマ旬報の連載より引用) ______________________________ ・『スモーク』のウィリアム・ハートは