神楽坂は、文豪・夏目漱石の住居跡(現・漱石公園)にある「猫塚」や、雑誌『猫びより』を発行する日本出版社の拠点として知られるなど、何かと猫と縁の深い街である。そんな神楽坂で、路地裏の猫ちゃんたちに挨拶しながら、看板猫がいるというお店を訪ね歩いた。 最初に訪れたのは、"猫店長"がいるというアンティーク&ヴィンテージ着物と小物のお店「ふくねこ堂」。石畳みの細い道の奥に、"ふくねこ堂"と書いた紙が貼ってあるドアを発見。開けると、猫のルイ店長が迎えてくれた。 路地裏へ進むと… 猫店長がいるという「ふくねこ堂」が! 「ふくねこ堂」 住所:東京都新宿区神楽坂4-3 営業時間:12:30頃〜18:00頃(定休日:とくになし) 「いらっしゃい〜」と、到着するなり足に擦り寄って、挨拶してくれるルイ店長。でもすぐに私ではなく、後から来た男性客の足元に移動してすりすり ……。ルイのママさんである晶子さん いわく、