で、ロードショーでは、どうでしょう? 第138回。 「なんか最近面白い映画観た?」 「ああ、観た観た。ここんトコで、面白かったのは・・・」 『9<ナイン> ~9番目の奇妙な人形~』 これは、監督と原案のシェーン・アッカーの卒業制作の11分間の短編『9』を基にした長編作品。 その短編(youtubeで観られます。タイトルと監督名で検索)に惚れ込んだティム・バートンが製作を引き受けて、長編化。 他に、『ウォンテッド』のティムール・ベクマンベトフも参加している。 この独特のファンタジー感が、素晴らしい。 いわば、ピーター・ジャクソンがニール・ブロムカンプを後押しして、自分が観たい映画を作った『第9地区』。 それと同じように、ティム・バートンがシェーン・アッカーを後押しして、自分が観たい作品を作ったのがこの『9<ナイン> ~9番目の奇妙な人形~』といっていい。 同じく9の名前を持った兄弟のような作
![継ぎ接ぎは次へ繋ぐ。 『9<ナイン> ~9番目の奇妙な人形~』 - 菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/df3a50c14b465108d37d0f484920317dd74971fb/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fu.xgoo.jp%2Fimg%2Fsns%2Fblog.png)