安倍総理大臣は17日、福島市の福島県立医科大学を訪れ、東京電力福島第一原子力発電所の事故による放射線の影響を調べるため、県民を対象に行われている健康調査の内容などについて説明を受け、県民の不安を取り除くため、正確な情報の発信に努めていく考えを示しました。 安倍総理大臣は就任以来、ほぼ月に1度のペースで、東日本大震災の被災地を訪れています。 17日は午前中、福島市の福島県立医科大学を訪れ、大学の関係者から東京電力福島第一原子力発電所の事故による放射線の影響を調べるため、県民を対象に行われている健康調査の内容や、子どもの甲状腺に異常がないか超音波を使って調べる検査方法などについて説明を受けました。 このあと、安倍総理大臣は大学の職員に対し、「県民の不安を取り除くため、正しい情報を出していくことが大切だ。政府の情報の出し方を検証し、分かりやすく情報を出したい」と述べました。 また安倍総理大臣は意