Yahooが、検索広告ばかりに目を向けがちな小規模企業に対し、ディスプレイ広告の採用を促すことを狙ったサービスを開始した。 Yahooは米国時間6月22日、「Yahoo! My Display Ads」を発表した。Yahooが「セルフサービスディスプレイ広告」と呼ぶこのサービスは、自社のディスプレイ広告を制作するにあたって、広告制作部門やコンサルタント会社を利用する予算を正当化できるとは限らない広告主がターゲットだ。Yahooがまだ「試験段階」だとするこのプログラムを利用すれば、広告主は、1日あたり30ドルの料金を支払い、700種類以上ある広告テンプレートからディスプレイ広告を選択するだけで済むようになる。 ほとんどの場合、予算に限りがある小規模企業は検索広告を好む傾向がある。検索広告では、自分たちのビジネスに特有なキーワードを選び、広告がクリックされたときにだけ比較的少額の費用を支払えば