6月1日、欧州連合(EU)の反トラスト規制当局は、米アルファベット傘下のグーグルに対し、同社のショッピングサービスを巡り8月までに多額の制裁金を科したい考え。3月撮影(2017年 ロイター/Lucy Nicholson) [ブリュッセル 1日 ロイター] - 欧州連合(EU)の反トラスト規制当局は、米アルファベットGOOGL.O傘下のグーグルに対し、同社のショッピングサービスを巡り8月までに多額の制裁金を科したい考え。事情に詳しい関係筋2人が明らかにした。 欧州委員会は、グーグルの同サービスに対する欧米の競合企業からの苦情を受け、7年間にわたり調査を実施。2015年4月には、グーグルがインターネット検索の結果を自社のショッピングサービスに有利になるように調整し、競合企業と消費者に不利益をもたらしたとの見解を示していた。