パレスチナ自治区ヨルダン川西岸のベツレヘム(Bethlehem)で、検問所のイスラエル兵の目の前でお祈りを始める女性(2003年11月21日撮影)。(c)AFP/Pedro UGARTE 【2月29日 AFP】世界40か国のイスラム教徒を対象に行われた大規模な聞き取り調査で、これまで欧米がイスラム教徒に対して抱いてきた「過激派」「残酷」といった先入観が覆されるような結果が、26日明らかになった。 調査は、2001年の9.11米同時多発テロ直後から6年以上にわたり、アフリカ、アジア、欧州、中東のイスラム教徒10億人以上を対象に、米調査会社ギャラップ(Gallup)が実施したもの。きっかけとなったのは、ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)大統領が事件後に行った演説だった。 ■イスラム教徒が嫌うのは「民主主義の押しつけ」 「彼ら(=イスラム教徒)はなぜわれわれを憎むのか? それ