10年以上前に作ったデータで、今でも現役で使っているファイルってあるでしょうか。もちろん、同じ仕事を10年以上続けていれば、そうしたデータもあることでしょう。しかし、データだけがあっても、それを読み書きするアプリケーションがなくなっては元も子もありません。OSはどんどんバージョンアップしていきますので、最新のOSでも常に、そのデータを読み書きするアプリケーションがなくてはなりません。そうして考えると、10年以上前に作ったデータが今も使えるというのは、とても汎用的な形式であることが分かります。 今回は、汎用的なデータ形式の中でも、特に長い年月を生き残っているデータ形式のCSV形式を紹介します。というのも、先日の本連載で、Node.jsでライブラリの作り方を示したときに、簡単な例としてCSVファイルの読み書きを行うプログラムを紹介したのですが、「もっと詳しくCSVライブラリの使い方を知りたい」