以前、高校生に読書を勧めない理由という日記を書きました。 そのときは「読書は、高校生の成績に直結しません。学力向上のために読書を勧めるのは、指導として寧ろ不親切です。」でも「オススメ本の紹介や図書館利用についての声かけは随時行っています。」と続けています。その、紹介と声かけについて書いてみます。 異動と言いますか、着任なさった方が「一昔前の方針のまま授業しているようですね」と評したとかしないとか、という「教え込み」型が勤務校の現状です。当然、ペアワーク、グループワーク、言語活動を含めた授業もほとんど行われていません。況や図書館利用(調べ学習・読書指導・図書館の利用教育)をや。残念です、せっかく国語の教員なのに。司書の資格も司書教諭の免許も持ってるのに。 時間がなくても、学校図書館に協力をお願いできなくても、ほんの数分・少しだけの手間でできる何かはないものか……と考えた結果、やはり紹介するこ