ヤマハ発動機と日光市職員の自主研修グループが共同開発した介護予防型四輪車「らいふ・ウォーカー」が国家公安委員会の認定を得て公道を走れるようになり、十九日に同市役所でモニター車が披露された。発売時期や値段は未定という。 同車両は全長一・二メートルで幅六十六センチ、重さ三十八キロ、最高時速は六キロ。お年寄りの脚力低下防止と生活の手助けなどを目的とし、二〇〇七年二月に開発を始めた。下り坂では自然に速度が落ち、ペダルを踏まないと自動的に停止する。足が弱ると外出を控えがちになるお年寄りの行動範囲が広がると期待されている。 (宮本斎)