「米ノースウェスタン大学の研究グループは15日、ネズミの実験で体内時計の遺伝子を発見したと発表した。ほ乳類での発見はこれが初めてで、不眠症や時差ボケ解消などの新薬開発の手がかりとして期待されている。 特定のタンパク質を合成する遺伝情報を持つ「エクソン」が24集まった遺伝子が、時計機能と密接な関係にあることを突き止めた →「朝起きられない」 東大医科学研究所の榊住之教授と程肇助手、神戸大医学部の岡村均教授らがショウジョウバエの遺伝子と同じ構造の遺伝子を人間とネズミの細胞で発見、『ピリオド』と名付けた。 ピリオド遺伝子は、眉間の奥にあり、両目から出た神経が交わる[視交叉上核]という場所の細胞では昼は活発に働き、夜はあまり機能しないというほぼ24時間の周期で活動レベルを変化させていた。また暗闇でも同じ周期で働き光の影響を受けないことも分かった
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