少子化や核家族化によりお墓を継承する人がいない、高齢になりお墓参りが大変になった、お墓のある場所が遠くてなかなか行かれないなどの理由でお墓参りが途絶えてしまうことが社会問題になっています。「将来、代々の墓が無縁墓になってしまうのではないか」と心配されて「墓じまい」を考えている方も少なくないでしょう。 神戸市が2015年に実施したアンケートでは、墓を持つ人のうち約11%が「継承者がいない」、約14%が「将来、子や孫に負担させたくない」と回答。少なくとも4人に1人は「墓じまい」を検討しているようです。 2018年4月には、「NHKクローズアップ現代+」でも急増する墓じまいとして放送されました。 急増する“墓じまい” 新たな弔いの形とは - NHK クローズアップ現代+ 今回は、ライフスタイルの変化などで急増している「墓じまい」に伴うさまざまな手続きや作業について説明します。 墓じまいとは、遺骨