メキシコ、オアステペック発 ― 7回目を迎えた例年のDebian Developers Conference(DebConf6)が先週行われ、開発者やパッケージメンテナをはじめ300名近い関係者がメキシコ政府所有のOaxtepec Vacational Centerに集まった。 個人では費用を工面できない人々のために、カンファレンスの参加費はもちろん、宿泊費や食費も(場合によっては旅費まで)無料だった。つまり、職場で休暇を取得できてメキシコまで飛んでいく気のある活動中のDebian関係者であれば、誰でも喜んで迎えられたわけだ。かなり大々的にパーティが開かれていたのも、Debian関係者の親睦を深めるためとあれば、力が入っていて当然だろう。「Debianの派生プロジェクト」と元祖Debianがどのように付き合うべきかについても十分な議論が行われた。特に、5月15日(月曜)にUbuntuの創設