米Microsoftは2月3日(現地時間)、現在同社が開発中のホームサーバOSの最新版「Windows Home Server 2011」(開発コード名「Vail」)がリリース候補版(RC)になったことを報告した。今年春から同OSを搭載したOEM製品が順次出荷されることになるという。 RC版は名前の通り製品版直前の状態であり、間もなく正式発売が近付いていることのサインだ。Windows Home Server 2011 (WSH 2011)は従来まで「Vail」の名称で呼ばれており、WHSとしては2つめのバージョンにあたる。前バージョンのWHS v1はSmall Business Server 2003 (中身はWindows Server 2003でWindows XP世代相当)をベースとしていたが、今回のWHS 2011はWindows Server 2008 R2 (Windows
米Hewlett-Packard (HP)の「MediaSmart Server」はMicrosoftのホームサーバOS「Windows Home Server (WHS)」の中心的存在として長らく認知されてきたが、この製品ラインは間もなく提供が終了することになりそうだ。米Microsoftは11月30日(現地時間)、HPが同OS事業から撤退し、WHSの次期バージョンである「Windows Home Server v2 "Vail"」をベースにした製品の提供は行わない予定であることを発表した。現行のMediaSmart Serverも、2010年いっぱいをもって提供が終了することになる。 同件についてはMicrosoftがWindows Team Blogで報告している。それによれば、HPはVailのプロジェクトには参加せず、現行製品も今年いっぱいで提供を終了する予定だという。なお、すでに
第365回:“Windows 7 Server”としての実力は? Windows 7のネットワーク機能を検証する ホームグループやメディア共有など、Windows 7の豊富なネットワーク機能を活用すれば、NASやサーバーのかわりとしても使えるのではないか。今回は、Windows 7をサーバーとして利用する方法と、そのパフォーマンスについて検証した。 ■ネットワーク機能をサーバーとして活用 10月22日、マイクロソフトから新OS「Windows 7」がついに発売された。筆者も各種イベントに参加したが、驚くほどの盛況ぶりで、久しぶりの“お祭り”を楽しんだ。 Windows 7が持つ機能に関しては、製品候補版(RC版)の段階で機能の一部を紹介したが、改めて利用してみると、やはりネットワーク関連の機能が充実している点に感心させられる。「ホームグループ」機能やDLNA 1.5に対応したメディア共有機
Microsoftは、「Windows Home Server」のアップデートとして計画していたPower Pack 3の公開について、テスト中に発見された問題により延期することを発表した。 Microsoftは、同アップデートをWindows 7より前にリリースしたいと考えていたが、今週に入ってからのブログ投稿で2009年内の公開へとスケジュールを延期することを明らかにした。 Microsoftは、「過去のソフトウェアリリースと同様に、正式版リリースは、コミュニティーによる認証が得られるまで出荷されない」と述べた。「年末までには出荷されることを期待している」(Microsoft) Power Pack 3は、Windows 7との互換性を改善するよう開発されているが、Microsoftでは、ホームサーバと連携したWindows 7搭載PCでデータをバックアップするテストにおいて問題がある
マイクロソフト初の家庭向けサーバーOS「Windows Home Server」(WHS)の日本語版が、英語版から1年遅れで登場した。WHS日本語版は、英語版と何が変わったのか。主な機能やインストール時の注意点などについて解説したい。 日本語版で何が変わったのか? WHS日本語版は、1年前に登場したWHS(関連記事1)に、「Power Pack 1」(PP1)と呼ばれるアップデートモジュールが導入された状態となっている。 PP1導入前後での大きな違いは、まず日本語環境の正式サポートにある。PP1導入前のWHS英語版でも、日本語表示が行なえないわけではなかったが、不具合もあった。PP1導入後にはこれらの問題は解消されている。 WHS日本語版の基本機能は、1年前の英語版とまったく変わっていない。ファイル共有とクライアントパソコンのバックアップ機能、インターネット経由のリモートアクセス、異なるド
第263回:ファイル共有+バックアップ+リモートアクセスを実現 マイクロソフトの“楽しめる”新サーバーOS「Windows Home Server」 マイクロソフトから、Windows Server 2003 R2をベースにした新OS「Windows Home Server」が登場した。ファイル共有やバックアップが主な用途となる製品だが、リモートアクセス環境を手軽に構築できる、Add-insによる機能拡張ができるのが興味深い。その機能を早速試用した。 ■ 予想以上に盛り上がったローンチイベント 予想に反して、と言ってしまっては関係者に失礼かもしれないが、9月29日に秋葉原で開催されたWindows Home Serverのローンチイベントは、会場に入りきれないほどの人数を集めるほどの盛況なイベントとなった(詳細はAKIBA PC Hotline!の記事を参照)。 イベントの中でインストール
29日(土)に発売となった家庭向けサーバOS「Windows Home Server(英語版)」のラウンチイベントがCAFE SOLARE Linux Cafe秋葉原店(ブロックD2-[e2])で行われた。製品紹介のステージセッションが中心だったが、会場は終始人で溢れる盛況ぶりで、自作PCユーザーの関心の高さが伺えた。 13時の開場から会場は人が満杯の状況で、ステージセッションも立ち見客が会場外にまで溢れようかという勢い。セッションを真剣に聞く人が多く、特に後半では質疑応答で積極的に質問をする人も目立った。家庭向けとはいえ、Windows Server 2003をべースにしたサーバOSであり、その敷居の高さから秋葉原でのオープンイベントにどの程度人が集まるのか不安視する声も多かったが、見事にそれは裏切られた。オープニングの際には、司会者が深夜販売を含め、すでにWindows Home S
写真1●2007 International CESに米Hewlett-Packardが出展した「HP MediaSmart Server」 米Microsoftが「2007 International CES」で,長いあいだ期待されていた「Windows Server 2003 R2」ベースの家庭用サーバー製品「Windows Home Server」をようやく発表した。Windows Home Serverは,サーバー管理の複雑さを排除し,提供する機能をストレージやファイル共有,遠隔アクセスに絞った製品である。2006年12月にMicrosoftが開催した説明会の内容を元に,同製品の機能を紹介しよう。 Windows Home Serverは「Q」という開発コード名(それ以前の開発コード名は「Quattro」)がついていた。開発に2年半をかけて,「ママにだって使える」(Microsof
5月15日から3日間にわたって開催されたMicrosoftのハードウェア開発者向け会議「WinHEC 2007」だが、この期間中、もっとも注目を集めたMicrosoftのプロダクトは、1月のInternational CESで発表されたWindows Home Serverである。すでにβテストも広範にわたって行なわれているため、そのレポートをごらんになっている読者もいることだろう。 家庭内での利用にフォーカスしたサーバーの新しいコンフィギュレーションとして注目されているWindows Home Serverだが、ハードウェア開発者からも多くの注目を集めていた。WinHEC最終日に開催された「Windows Home Server Deep Dive」と題されたチョークトーク(プレゼンスライドを用いず、ホワイトボードを前に自由講義スタイルで行なうセッション。質疑応答を中心に開発者自身が技術
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