Microsoftが、海賊版対策ツールの報告機能を無効化しようとしている。 Microsoftの関係者は米国時間6月9日、同社が6月中に「Windows Genuine Advantage(WGA) Notifications」プログラムをアップデートし、これまではコンピュータを起動するたびにMicrosoftへ報告を届ける仕組みになっていたものを、2週間に1度の頻度へ変更する予定だと述べた。さらに2006年末までには、こうした連絡システムは完全に廃止されるという。 同海賊版対策ツールはスパイウェアと変わらないというある批評家の発言が、今回の機能変更の背景にある。この批評家は、同ツールがPCにインストールされているWindowsのライセンスの正規性を確認し、Microsoftに毎日報告していることを突き止め、問題にしていた。Microsoftは、同ツールのこうした報告機能に関する技術文書を