遺体から無断で移植用組織採取、感染のおそれも 2006年1月 6日 コメント: トラックバック (0) AP通信 2006年01月06日 ニューヨーク市で、葬儀場に安置された何百体もの遺体が違法に切り刻まれ、その一部が遺族の許可を得ることなく売られていたとの疑惑が浮上し、当局が捜査に乗り出した。 著名なイギリス出身のテレビジャーナリスト、アリステア・クック氏の遺体も被害にあったという。捜査当局によると、遺体の骨や皮膚、腱が売買されていたようだ。 さらに悪いことに、保健当局によると、違法に売られた遺体の一部には病原菌に感染しているものもあり、皮膚移植や歯のインプラント、整形外科の治療に使われた場合、移植を受けた人が感染する危険性もある。書類は偽の署名や虚偽の情報で隠蔽工作がなされているため、表面上こうした危険があることはわからない。 父親の遺体が被害にあい、葬儀業者を訴えたビト・ブルーノさん