僕は個人的にホリエモンが好きである。 彼の物言いは時に人々の反感を買ったがうなずける部分も多々あった。 特に彼が言った「金で買えないモノはない」と言う言葉はその部分だけが切り取られ曲解され猛烈なホリエモン・バッシングに使われてしまった。 しかし、ホリエモンが本当に言いたかったことはお金と言うモノサシはフェアだと言うことである。 自由な市場経済は人間の醜い差別を克服する力を持っていると言うことである。 江戸時代の日本には士農工商と言って生まれながらに身分を固定する制度があった。 欧米にも肌の色や出自で将来が決まってしまう時代があった。 しかし、自由市場経済では誰にでもチャンスが与えられ、ルールを守って成功した者は巨万の富を得ることができる。 このことをホリエモンはすばらしいと言ったのである。 僕も全くの同感だ。 閑話休題。 ライブドア・ショックは改めて振り返ってみても(ホリエモンをはじめとす