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読売新聞 8 月 12 日(水)発行の夕刊に、鳥居みゆきの「妄想月報」が掲載されています。 タイトルどおり月イチで小説を連載しているらしいです。 これ、たまたま読んでたら、おったまげました。 鳥居みゆきには「ショートショート小説」書きとしての才があるらしい。 まるっきり全文転載はさすがに気が引けるのですが、なるべく文意を損なわないように、4 分割という見せ方でおおよそ抜き書きします。 鳥居みゆきの妄想月報『ま、まて、早まるな』 1. 「畜生、生きてやる」 「ま、まて、早まるな」 「とめないでくれ、これ以上死んでもいいことなんて何もないんだよ」 「ばかやろう、軽々しく言うな、生きる気になったら何でも出来るぞ、生きる気で死ねばいいじゃないか」 「へんっ、こわくも何ともないさ、もう生かして楽にさせてくれ」 「生きるのが楽なもんか、生きるということはつまり魂を持つ『有』になるということ、これからの
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