説明の中で、(I1)や(S2)などの記号が出てきますが、これは第1回で使ったプロジェクト管理状況チェック表のNo.と対応しています。チェック表で明らかになった問題点に対応する部分は、特に注意して読んでみてください。 プロジェクトがスタートしたのに、「まだタスクが不明確なのでスケジュールが引けません」という理由でいつまでもスケジュール表を作成しようとしないPLがいます。また、おおまかなスケジュール表が1回こっきり作成されてそのままになっているという、だらしないプロジェクトもあります(T1)。スケジュール表は作成したけれど、メンバーにそれを遵守するという気持ちが薄く、絵に描いたモチとなっているものもあります。 夏休みの宿題と同じく、プロジェクトには期限がありますので、きちんと計画しないと最後にしわ寄せがどっと押し寄せます。人間はどうしても最初はのんびりスタートしがちなので、初期段階でスケジュー