猫の足をよくよく観察してみると、驚くほど繊細で高い機能をもっていることがわかります。少しの間だけ猫の手を借り、前足や後ろ足の骨格・肉球・爪などを動画や画像を用いて詳しく見ていきましょう!(🔄最終更新日:2022年10月) 猫の指は左右の前足に5本ずつ、左右の後ろ足に4本ずつ、合計18本付いています。人間に置き換えると足の親指が2本足りないという計算です。前足の上の方についてる指は、英語圏では「狼爪」(ろうそう, dewclaw)などと呼ばれますが、日本では馴染みがないので普通に「手の親指」と言った方がわかりやすいでしょう。 猫の指は基本的に全部で18本ですが、カナダの東部やアメリカの北東部には前足や後ろ足の指の数が多い猫がたまに見られます。これが「多指猫」(Polydactyl Cat)と呼ばれる猫です。 指の合計数にはバリエーションがあり、最も多いのが前足の指だけが左右一本ずつ多い合計