給料未払いが発生していて、内容証明での請求を考えている方へ 『内容証明』で検索すると、内容証明を作成する・作成の相談に応じるとうたう業者はいくらでもでてきます。『給料未払い 内容証明』でも同様です。 ※弁護士のそれは3~5万円はかかるのが相場ですので、それと違う業者さんについて言及しています。 彼らのホームページを見ていると、給料未払いをふくむ民事紛争の大部分は内容証明で解決できそうにみえます。もちろん世の中そう甘くはありません。 そもそも彼らが給料未払いや不当解雇などの紛争の相談を行える根拠が不明なのですが、あちらの業界の広告規制はとても穏便なものなのでしょう。 さて、彼らの失敗後つまり内容証明が望んだ効力を発揮しなかったときにはじまるさまざまな法的手続きの相談を担当する立場の僕からは、むしろ未払い給料の請求に関する内容証明をだしたあと、実際にはどうなるか、を述べていくことにしましょう。