Scalaの正規表現ライブラリは、Javaの正規表現ライブラリのラッパーになっていて、Javaのものよりもだいぶ使いやすくはなっているが、パターンマッチに使う時は、以下のように必ずvalなどでいったん変数に代入しなければならないという欠点がある。 scala> val numPat = """[0-9]+""".r numPat: scala.util.matching.Regex = [0-9]+ scala> "123" match { case numPat() => println("matched") } matchedそこで、簡単な場合には、パターンにいちいち名前を付けずに済むようなライブラリをExtractorを使って書いてみた。これを使うと、たとえば上のコードは次のように書ける: scala> ("123", """[0-9]+""") match { case Succe