"OSC 2016 Kyoto" の発表資料です。当日はこの資料のcgroupの部分(43ページ)まで解説しました。 参考となる情報にはPDF中からリンクをしていますが、資料中のリンクは Speaker Deck 上ではクリックできないので PDF をダウンロードしてご覧ください。
![いまさら聞けない Linux コンテナの基礎 / OSC 2016 Kyoto](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c3661a6d486f0fb14c91e093cb46e1c2c255f5ab/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ffiles.speakerdeck.com%2Fpresentations%2F11b4a840feb9444a840eb796c3c36bd5%2Fslide_0.jpg%3F6651417)
YAPC::ASIA Hachioji 2016 mid in Shinagawa
最近、Docker以外のコンテナ型仮想化技術の流れとして、自作コンテナエンジンの時代が来るのではないかと感じている。 自作コンテナエンジンとは、コンテナ型仮想化技術を構成する個々の要素技術を組み合わせ、自分の用途にあわせて最適化したコンテナエンジンのことだ。 他のOSのコンテナ仮想化技術について疎いため、以下ではLinuxに限定して話を進める。 概要 Dockerも含めて、Linuxコンテナはコンテナを構成する複数の要素技術の組み合わせである。自分のやりたいことに対して、Dockerをはじめ既存のコンテナエンジンが複雑すぎるケースがある。そこで、自分の用途にあわせてコンテナエンジンを自作することを考えてみる。libcontainerに代表されるように、Linuxコンテナエンジンを自作しやすい環境が整いつつある。今後は、巨大なコンテナエンジンに対して、UNIX哲学に基づいて制御可能な小さなコ
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