前々回、自転車のサイクルコンピュータのとその効用について書いた。今回は最も進化したサイクルコンピュータを試用する機会に恵まれたので、その報告をしますね。 Garmin社のEdge305(関連情報)は速度、走行距離などの基本的な情報に加えて、標高が表示される。もちろん、携帯GPSの代名詞となっているGarmin社の製品なのですから、GPS機能も当然搭載しているし、さらにはハートレートモニターとケイデンス測定機能も付いている。 標高については説明の必要がないと思う。カシオのプロトレックなどですでにお馴染みの機能だ。 ハートレートモニターとは心拍計のことで、ケイデンス測定機能はクランク(一般的にはペダルというが、正しくはクランク)の回転数がわかる。クルマやオートバイのタコメータ(エンジン回転計)のようなものだ。 自転車にどうしてそんなものが必要なのか、と疑問に思う方も少なくないだろう。実はこれ、