印刷 愛知県津島市の伊藤文郎市長が、市職員ら20人が東日本大震災の被災地へボランティアへ行く前、1万円を渡していたことがわかった。 関係者によると、市職員19人を含む20人は7月中旬の3日間、岩手県大船渡市でボランティア活動を計画。出発前、伊藤市長と面会した際、「暑いからジュースでも飲んでくれ」と1万円を渡されたという。職員らは返そうとしたが、伊藤市長は「一度出したものは受け取れない」と拒否。1万円は市社会福祉協議会の義援金の募金箱に入れて、出発したという。 今月13日にあった津島市議会で、垣見信夫市議(無所属)から「公職選挙法(寄付の禁止)違反に問われることになる」と追及された伊藤市長は、「震災復興のための寄付だと思っている」「法の裁きがあるなら受けなければならないと覚悟はいたしております」と答えた。 続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます関連リンク愛知県のニュースはMY TOW