本連載では、Apache Airflowを用いて機械学習の専門家ではないユーザー(=エンドユーザー)が、機械学習を活用するためのパイプラインの構築を目指します。Part0では、このチャレンジを行う背景について書きたいと思います(長くなってしまったので・・・)。 取り組む課題「エンドユーザーのための機械学習パイプライン」とは、以下のようなパイプラインを想定しています。 エンドユーザーのための機械学習パイプライン図(パイプラインのイラスト: mobilephoneoppo08@gmail.comさん、歯車のイラスト: Freepikより)パイプラインの入り口はエンドユーザーが用意した「データ」、出口は「機械学習モデル」、そして機械学習モデルの「評価指標」「判断根拠」の計3つとします。「評価指標」「判断根拠」を出力するのは、機械学習モデルができるだけではユーザーはそれをどう扱えばいいかわからない