ESC/ファンクション部分のキーは高さが抑えられており、少し窮屈な感じを受けるが、実用上ほぼ問題はない。キートップの印字は立体的で凹凸感があるが、使っていくうちに削れてしまいそうだ。 キータッチは、メンブレン式や静電容量式とは違い、パンタグラフに近い感覚だ。ギア駆動ということもあり、少し反応の遅いストロークを予想していたが、意外とくっきりとしたクリック感がある。また、一番下まで押したときの止め感覚は高級キーボードの東プレRealForceほど強くない。打鍵音は「コリコリ」に近いが、音が小さく、深夜での利用もあまり気にならないだろう。 さて、肝心な「キートップのどこを押しても均一に押下される」という謳い文句だが、確かにその通りで、通常のキャラクターキーから、エンターキーやスペースキーなどの大きいキーまで、四隅を押下してもきちんとキー全体が押下され、文字入力が正しく行なえた。 一方、キーロール