サーバーリソースを観察するコマンドは多々あるのだが、基本的な見方がよくわかっていなかったりもする。今さらだがこの機会にまとめておこう、と(実はJMeterによる負荷テスト時にリソースモニタリングが必要になったから)。まずはvmstatから。 vmstatコマンドはメモリの空き容量やCPUの動作状況などを表示する。システムのボトルネックがDisk or CPU or Memoryなのかを判断するのに有用。オプションなしで実行すると現在のプロセス、メモリ、スワップ、デバイス、割り込み、CPUの情報が表示される。 -dや-pオプションをつけると、パーティションやディスクへの読み書き状況などが表示される。また、秒単位で時間間隔を指定すると指定した時間ごとにシステムの状況が表示される。回数を指定すれば指定した分だけその回数ごとに情報が表示される。 容量に関しては、-Sオプションで単位指定が可能。例え