東京からJR特急踊り子号で約2時間。古き良き日本の温泉街の風情を今に伝える伊豆の名湯・修善寺温泉。今回ご紹介するのは、静かで落ち着いたたたずまいが印象的な修善寺石庭 鬼の栖(しゅぜんじせきてい・おにのすみか)。記念日旅行におすすめの全室離れの料亭旅館です。 修善寺・鬼の栖およひ湯河原・熱海・伊豆長岡の石亭は2016年に破産したため営業は休止しています。なお新法人が運営を引き継ぐ予定ですが、再開の時期については未定。 館内には、ここを常宿としていた芸術家・岡本太郎が描いた絵皿が飾られていて、独特の作風が見る者を圧倒します。さらに竹久夢二の掛け軸など、大正・昭和に活躍した宿にゆかりのある芸術家たちの作品も数多く残されています。 会員制料亭旅館の伝統を今に受け継ぐ宿は数寄屋造りの離れで全10室。それぞれの離れは風情ある石畳が敷かれた路地と庭園で結ばれていて、チェックイン後は、散策を楽しみながら部
昔から多くの文人墨客が訪れ、熱海や箱根と並び称される伊豆修善寺温泉。伊豆の小京都といった風情ある趣が今も旅人に愛されています。今回は、昭和天皇がご幼少のころ過ごされた修善寺温泉の名旅館 湯回廊 菊屋(ゆかいろうきくや)をご紹介します。 修善寺にある老舗旅館の中でもひときわ異彩を放っているのが湯回廊菊屋。創業380年の老舗で玄関の正面には菊のご紋が… 昭和天皇をはじめ皇室も宿泊された宿だけに玄関からすてに風格があります。 菊屋は、清流・桂川の対岸にあるので、300坪という広大な庭の中に点在する棟が廊下でつながっています。まさに湯回廊。風流に川の流れを眼下に眺めながら客室へ こちらのお部屋(上の画像)が昭和天皇がご幼少のころ滞在された菊の棟。昭和天皇が五歳と九歳のときに過ごされたお部屋です。床柱に使われているのは黒柿(くろかき)。たいへん珍しい名木で、黒柿を使うことは、和の建築で最高のぜいたく
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