4月の季語の読み方ですが、候は「こう」と読みます。春暖の候は「しゅんだんのこう」。以下、仲春(ちゅうしゅん)陽春(ようしゅん)春色(しゅんしょく)桜花(おうか)春爛(しゅんらん)春宵(しゅんよう)麗春(れいしゅん)春日(しゅんじつ)春和(しゅんわ) 「春粧」は「しゅんそう」が本来の読み方ですが、一般的には「しゅんしょう」とも読まれています。といっても「春粧の候」という時候の挨拶は、今は、ほとんど使われません。逆に、美しい日本語なので、手紙の書き出しに使うと印象深い季語になります。 季語を使った四月の時候の挨拶は、私的文書では「春暖の候、いかがお過ごしでしょうか」「桜花の候、ますますご健勝のこととお喜び申しあげます」、ビジネス文書の場合は「陽春の候、貴社ますますご繁栄のこととお喜び申しあげます」などとします。 4月の手紙やはがきの挨拶文に使える春の季語と俳句 ●<4月上旬>夜桜…夜桜やうらわ