インサイダー取引のＮＨＫ記者ら３人、懲戒免職へ - MSN産経ニュース記者ら３人によるインサイダー取引問題で、ＮＨＫは３日、問題の株取引を行った職員３人を懲戒免職にする方針を決めた。同日午後に発表する。 記者によるインサイダー取引を、証券取引等監視委員会が初めて認定したケース。当時の橋本元一会長をはじめＮＨＫトップらの引責辞任に発展した問題は、当事者に対して最も重い処分となった。 関係者によると、３人は報道局テレビニュース部制作記者、岐阜放送局放送部記者、水戸放送局放送部ディレクター。３人は昨年３月、ＮＨＫの特ダネ情報に基づき、資本提携に踏み切る回転ずし店チェーンの株を売買、約１０万円から約５０万円の利益を得ていた。 ３人ともインサイダー取引の事実を認めており、３月５日付で懲戒休職。金融庁は同月、３人に６万円から２６万円の課徴金を納付するよう命じた。 ＮＨＫは２月、原因究明と再発防止策の策定のために第３者委員会（委員長・久保利英明弁護士）を設置、調査を進めて
