1億円を超えるくじは75本。1つや2つなら当たる気がしませんが、これだけ当せん本数が用意されていれば、どれかは当たるのではないかと考えるのは自然なことではないでしょうか。 まあ億超えとまではいかなくても、1,000万円くらいなら…という気にさせられる数字です。多くの人がそのような期待を抱いて宝くじ売り場に足を運ぶことでしょう。 しかし、大事なことは「何本のうちの75本か」という母数の考え方です。同じ1でも10分の1と1,000分の1ではずいぶん違います。宝くじの母数とは発行枚数です。 2016年の宝くじの発行枚数は1ユニット2,000万枚×25ユニット、つまり5億万枚です。これを母数にして、宝くじが当たる確率を割り出してみました。 宝くじ1等が当たる確率は2000万分の1宝くじの当たる確率を算出して、それがどんな割合なのかイメージしてみました。 1等7億円が当たる確率発行枚数5億枚のうち、