海を守れば生態系が繁栄すると考えるのは当然のことだ。そして科学者たちは今、太平洋の島国パラオにある海洋保護区を包括的に調査したデータを通じて、これを証明した。パラオ政府が約50万平方キロメートルの海を海洋保護区に指定したのは2年ほど前のこと。この水域は完全に保護され、漁業や採掘は一切許可されていない。パラオの陸地面積は米ニューヨーク市よりも小さいが、この海洋保護区はカリフォルニア州よりも広く、
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海底に沈んだ「第7大陸」の存在が明らかになった。オーストラリアに次ぐ面積を持つ規模で「ジーランディア」と命名されている。日本の海洋研究開発機構(JAMSTEC)も調査に着手しており、2019年にも地球深部探査船「ちきゅう」を投入してジーランディアを掘削し、得られる地質情報から水没の原因や過程などの詳細解明に挑む計画だ。この失われた大陸の調査研究を通じて地球史や生物進化などの分野で画期的な発見が相次ぐものと期待されている。 ■ こう書けば1面トップに値するビッグニュースだろう。何しろ伝説のアトランティスやムー大陸さながらに、海底に沈んでいた大陸が発見されたのだから。 では、どうして、このコラムで紹介することになったのか。 理由は、日本では初耳でも、関係国では1990年代の半ばくらいから一大関心事となっていたからだ。関係国とは主にニュージーランドのことである。 ジーランディアは、全体の5~7%
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