「彼は、銃で撃たれても、カメラを離さなかったんです」 そう話すミャンマー人の男性は、14年前、ミャンマーで命を落とした1人の日本人の姿を鮮明に覚えていました。あの時、故郷の現実を伝えようとしてくれたことに、心が震えたと言います。その日本人が、なぜ命がけでカメラを握り続けたのか、ずっと考えてきました。 (国際部 記者 栄久庵耕児)
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