業績不振が続く外食大手、日本マクドナルドホールディングスの株主総会が29日開かれ、出席した株主からは業績の回復に向けた厳しい意見や提案が相次ぎました。 日本マクドナルドホールディングスは、おととしから相次いだ品質管理の問題などで顧客離れが進み、去年1年間のグループ全体の決算は過去最大となる347億円の赤字となりました。 株主総会は非公開で行われ、会社側はカサノバ社長の再任や、社外取締役を2人から3人に増やすことを盛り込んだ取締役の選任案などを提案し、採決の結果、賛成多数で可決されました。 カサノバ社長は「去年は最も厳しい1年となり、信頼を取り戻す取り組みを行ってきた。ことしは明るい1年になると確信している」と述べ、業績回復への自信を示したということです。 一方、株主からは「店内がちらかっていた」として信頼回復への取り組みの徹底を求める意見が出たほか、「高価格帯の商品を強化すべきだ」とか、「
![業績不振続くマクドナルド株主総会 厳しい意見相次ぐ | NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7a78754dfcf9dff78d6f5d21cc3e2eb0315f7459/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20160329%2FK10010460711_1603292248_1603292252_01_02.jpg)