新型コロナウイルスの医療提供体制をめぐり、政府は2日、入院は重症患者や重症化リスクの高い人に重点化し、それ以外の人は自宅療養を基本とするなどとした方針をまとめました。 自宅療養を基本とすることで、これまでと何が変わるのでしょうか。そして、自宅療養にはどんな課題があるのでしょうか。 これまでと何が変わる? 厚生労働省がこれまでに公開している新型コロナウイルスの診療の手引では、患者の症状を「軽症」、「中等症1」、「中等症2」、「重症」の4段階に分類し、診療の方針も示しています。 ▼軽症は、肺炎の所見がなく、多くの人は自然に軽快しますが病状が急速に進行することもあるため重症化リスクがある人を入院の対象とします。 ▼中等症1は、呼吸困難や肺炎の所見がある人などで、入院させた上で慎重に経過観察を行います。 ▼中等症2は▽血液中の酸素飽和度が93%以下か、▽酸素の投与が必要な人で、高度な医療を行える医
![新型コロナ“自宅療養” 家族全員が感染のケースも 課題は? | NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9f534e74c9254d3817248ae37f80d6742965497a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20210803%2FK10013178261_2108031853_2108031856_01_02.jpg)