一体、サラリーマンとはなんなのか。元会社員である著名人たちがサラリーマン時代を語る。当時、彼ら“名刺を捨てた男たち” は何を考えながら働いていたのか。仕事のモチベーション、ワークスタイルバランス、そして夢への挑戦……。 ひとつだけ言えるのは、全身全霊その職務に取り組み、中途半端な仕事はしなかった。そして、その経験が活きているからこそ、彼らの「今」がある。現在にいたるまでに何を考え、どのようにアクションしたのかを確かめるため、『For M』編集部は“名刺を捨てた男たち”に単独インタビューを敢行した。 ● ● ● 有名大学卒業後、大手企業に就職。営業マン・武田大智から、いかにして書道家・武田双雲が誕生したのか。そこには、本質を見抜くするどい洞察力と超・鳥瞰的思考が生んだ”世間を見る眼”があった。 武田双雲が語る、本当の意味で「名刺を捨てること」とはなんなのか。ついに、本連載の核心にメスが入る。