【ニューヨーク共同】米連邦最高裁は5日、米グーグルのスマートフォンの基本ソフト(OS)「アンドロイド」が、米ソフトウエア大手オラクルが持つ著作権を侵害していないとの判決を言い渡した。10年余りにわたる訴訟で、グーグル側が勝訴し、巨額の損害賠償の支払いを回避した。 オラクル側の訴えが認められると、ソフト開発に大きな影響を与える可能性があるとして、IT業界で注目されていた。下級審では判断が分かれたが、最高裁は、米著作権法で認められている「公正使用」(フェアユース)に当たるとの判断を示した。
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