ファイルのデータを操作する時には、まずバッファを確保してファイルを読み込み、データを編集。そして、編集したデータをまたファイルに書き戻す、という操作が必要でした。しかし、ファイルマッピングを使うと、ファイルのデータをメモリのデータと同じようにポインタで参照・変更できるようになります。これによって、いちいちバッファを確保・開放しないでも良くなるわけで、ちょっとしたデータを扱う時などには便利でしょう。 今回は、ビットマップファイルをファイルマッピングして編集してみました。 ファイルマッピングの操作 ファイルマッピングを使うには、まずマップするファイルを用意し、そのファイルのハンドルからCreateFileMappingでファイルマッピングオブジェクトを作成します。 HANDLE CreateFileMapping( HANDLE hFile, LPSECURITY_ATTRIBUTES lpF