――立法院の外からは、林氏含めた運動の主体が「方針の決定過程において権力があまりにも集中しており、ひとつの独裁体制だ」との批判も受けています。 現在、立法院内に9人(学生5人、NGO代表4人)で構成される方針決定グループがあり、少数集中という批判には当たらないと思う。問題は、各代表が各自の所属団体内部の意見をどのように反映させていくか、だ。それは常に問題となる部分だ。 もうひとつの盲点は、学生代表が現在は立法院の会議場内にいる学生たちだけで構成されていることだ。場外でのリーダーシップがなく、実権を持っている代表が存在しない。場外は、かつて中国で諸侯が乱立したように、各団体が自分たちの地盤を考えながら運動に参加する市民を指揮しており、意見を収斂させるのが難しい。 場内の指導幹部も10日間以上も継続して局面を打破し耐えてきたのでとても疲れている。現在の状況は、われわれが共に馬英九政権に対応し、