おにぎりやサンドイッチ、丼、チャーハンといった類の食べ物は、いわば「主食と副食を一緒に食べられる便利なもの」と考えて差し支えないと思う。おいしい上に、至極合理的だ。 使う器が少なくて済む。手が汚れない。時間がない時でもサッと食べられる…などなど、利点を挙げたらキリがないくらいだが、ひとつだけ不満がある。 具(副菜)の量が少ないように感じるのだ。特にコンビニやスーパーで市販されている物を買った時にそう感じることが多い。「あれ、もう具、終わった?」と。 この「もっと具が多かったらなぁ」という不満を持つのは私だけではないと信じる。きっと同士がいるはずだ。というわけで、検証してみました。 (高瀬 克子) しょっぱなから意外 かつてバラちらしを食べていて「ごはんが余った」という残念な結果に終わったことはないが、「もっとお刺身がたくさん乗ってたらなぁ」と思ったことはある。