先日、傍聴者の会議室内での傍聴を禁止して紛糾していた、大飯原発3・4号機のストレステストの意見聴取会がおわりました。 そして2012年2月13日、保安院はストレステストの1次評価を「妥当」とする審査書を提出。 これに、ストレステスト意見聴取会委員の井野博満さん、後藤政志さんが連名で抗議の緊急声明を出しています。 ▼福島原発事故はなぜ起きたか(井野博満・後藤政志、他) ストレステスト意見聴取会委員 井野博満・後藤政志 原子力安全・保安院は、本日、関西電力大飯原発3・4号機の一次評価を「妥当」とする審査書を原子力安全委員会に提出しました。私たちは、このような拙速なやり方は、とうてい認められません。 2月8日の第8回意見聴取会では、様々な技術的な課題が残されていることが明らかになりました。原子力安全・保安院も、その場で議論を終了するとは明言しませんでした。当然、継続審議となると思いました。審査書