日本語の読解力を身につけるためには、平田オリザ氏の本を読むと良いだろう。 私は19歳で彼のアプローチを書籍で学び、実際にワークショップに通った。その後の人生において、今に至るまで、読解力を高めるうえで非常に役に立っている。 彼は現代口語演劇というアプローチで、日本語を役者の身体に染み込ませる方法について構築している。 特に、言葉の文節を把握するというアプローチの解説は秀逸で。文章を書く際にも話す際にも活かすことができる。人間は、言葉を文節ごとに意識していることがよく分かる。 ▼演劇入門 (講談社現代新書)