講演の機会も多いジャーナリストのMinda Zetlin氏は、罪の意識が足枷になっているのなら、その過ちを客観的立場から眺めてみるよう勧めています。罪悪感を抱くのは、実は良いことです。それは、相手への共感の現れにほかならないのですから。ですが、自ら下した「判決」によって抑圧感を抱いてしまうと、精神的に消耗し、前に進めなくなる危険性があります。そこでZetlin氏は、自分の過ちを違った角度から見てみることを勧めています。 5歳くらいの時、お友達の女の子からおもちゃの犬小屋を盗んだことがあります。大して叱られもしませんでしたが、私はいまだに罪悪感を引きずっています。本来、罪とはそういうものです。私のようなタイプの人は、ほかの誰よりも、自分のことを厳しく責め続けてしまうものです。そこで、それを逆手に取って、「自分のことをほかの誰かのつもりで裁く」というやり方を試してみてはどうでしょうか。あなたが