ルータやモデムといった機器は、脆弱性を修正するためのファームウェアが無視されがちなことから、深刻なセキュリティ問題を露呈させる。 D-Link製のルータにバックドアの脆弱性が報告され、12月2日付でファームウェアアップデートが公開された。脆弱性を悪用された場合、パスワード認証がかわされ、ルータの管理用Webインタフェースに不正アクセスされる恐れがあるという。 この問題はセキュリティ研究者が10月12日に発見し、米US-CERTも脆弱性に関する概要を公開して注意を呼び掛けていた。 D-Linkのセキュリティ情報によると、ユーザーがリモート管理機能を有効にしている場合、この機能を使って攻撃を仕掛けられ、ルータの設定が変更されたり、不具合が発生したりする恐れがあるという。 脆弱性が存在するルータは、DIR-100、DIR-120、DI-524、DI-524UP、DI-604UP、DI-604+、
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